五十肩


痛みで腕が挙がらなかったのに、いつの間にか、
   高いところにも手が届くようになりました!!



五十肩とは

40〜50歳代に多く発症し、はっきりした原因もなく、肩の痛みと運動制限の
ある症状のことを言います。(肩関節周囲炎とも言われます。)



【症状・原因】

 日常生活では、

       洋服の着脱の動作
     つり革をつかむ動作
     頭を洗う際に腕を挙げる動作


 などの腕を上に挙げる動作で、痛みがあり肩の動きが不自由になります。


また、夜中に痛みで目が覚めてしまう夜間痛や、起床時など腕を動かし始めるときに
痛みが強く出るという運動時痛など、特徴的な症状があります。

 

◎五十肩は症状と時期によって3段階に分けられます。

     急性期・・・痛みが強く現れ、夜間にも激しく痛みます

     拘縮期・・・痛みは落ち着いてきますが、肩が思うように上がりません

     解氷期・・・痛みはほぼ無くなり、肩もだんだんと動かしやすくなります

 

 

◎どうして五十肩になるのか?

4050歳代ごろは、身体(肩)の動きが若いときよりも少なくなり、肩を動かすための筋肉
(インナーマッスルなど)のバランスが何らかの要因で崩れてしまいます。
また筋肉や関節滑液包における炎症インピンジ(引っかかり・衝突)が起こることで、
痛みを感じ、肩の協調運動がうまく出来なくなり、腕を上に挙げるのが
困難となります。


肩が痛いことで動かさなくなり、徐々に肩の筋肉に拘縮がおき、
更に腕を上に挙げるのが困難となり、運動制限が出ます。


その年代でも運動してよく肩を動かしている方で、正しく動かしていれば、五十肩に
なりにくいと考えます。また6
0歳代や70歳代でもスポーツをやっていて、
急に運動を止めてしまったことで、肩の筋肉バランスが崩れ
肩関節周囲炎(五十肩)を発症することもあります。



【当院の治療方法】



えびす鍼灸整骨院では問診・触診・検査をしっかりと行い五十肩の根本原因を特定します。



根本原因を探ると、肩周囲の筋肉の炎症やインピンジメント、肩関節の位置異常、
関節の拘縮があります。
また、肩関節石灰沈着性腱炎や肩峰下滑液包炎、腱板損傷や上腕二頭筋腱炎、腕神経叢障害
など腕が上に挙がらない五十肩に似た症状があり、原因は多種多様です。



当院では、下記の症状の時期を判断し、手技、鍼灸、特殊電気治療器を使い分け
ていねいに治療を行います。筋膜リリース肩のバランスを整え、運動療法をする
ことにより改善していきます。



 急性期・・・痛みが強いため、無理に動かさずに安静を保ちます。
(炎症期)
   速やかに炎症を引かせるために冷却を行い、炎症が落ち着いた後、
       痛みの根本的な原因となっている部位に対してアプローチを行います。 


 拘縮期・・・痛みはあるが安静時痛は減少、肩関節の運動制限があります。
          そのため痛みの出ない可動域内で徐々に運動療法を始めます。
          症状に応じて、手技、鍼灸、特殊電気治療器を使用し、可動域を拡大します。

      症状が緩和してきましたら、ストレッチ肩関節の体操をお伝えいたします。  


 解氷期・・・痛みが更に落ち着き、可動域が拡大し少しずつ肩が動かせるようになります。
          筋力強化と肩と腕の協調性を付けるための運動療法(PNF)を行います。
          また手技、鍼灸、特殊電気治療器を使用して治療を行います。

 

根本原因に正しくアプローチしないと、
治療行ってもその場限りでなかなか改善していきません。
原因を特定し正しくアプローチすることが一番大事です。


改善の目安としまして、初期の段階で拘縮がなければ、個人差はありますが数回
1回〜5回)で痛みが改善する例もあります。
しかし、
長期間肩の痛みを患っていたり、拘縮が強い方、症状の程度が重い方など、
数ヶ月治療を必要とする場合もあり、生活習慣や状況により回復の時間は異なります。

また、肩が冷えると痛みを感じるなど、天気・気圧・温度など環境的要因も治癒に影響しています。


当院で治療された方は、80〜90%以上痛みが取れています。


五十肩は、根気強く繰り返し治療を行うことで改善してきます。


どこへ行っても改善しない(五十肩)でお悩みの方はいつでもご相談下さい。

 



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